こんにちは! ナカヤンです!
昨年、WordPressに「サイトヘルス」という項目が追加されました。
これはWordPress 5.2から本格的に導入された機能だそうですが、現在は、ダッシュボードに標準で表示されるようになったようですね。
今回は、私の運営するブログでサイトヘルスから指摘された問題点の解決法を備忘録としてまとめたいと思います。
サイトヘルスとは
上述のように、WordPress 5.2から本格導入された機能で、サイトのコンディションを診断してくれるツールです。
WordPress 5.4からはダッシュボードを開くと、上の画像のように一番上に表示されるようになっていますが、左メニューのツール>サイトヘルスで開くことも可能です。
サイトヘルスで指摘された問題点(私の場合)
サイトヘルスは、健全な状態ならば、グリーンで〇が表示されますが、問題があると黄色で表示されます。
サイトヘルスの診断内容を確認するには、「サイトヘルス画面上の~項目をご確認ください」をクリックします。
サイトヘルスで指摘される内容はそれぞれのユーザーで異なるのだと思いますが、私が指摘されたのは、以下でした。
【2 critical issue(2つの重大な問題)】
- 更新可能なプラグインがあります
- 更新可能なテーマがあります
【3 recommended improvement(3つの改善が勧められる点)】
- デフォルトテーマを利用可能にしましょう
- サイトが古いバージョンのPHP(7.2.30)を実行しています
- 1つ以上の推奨モジュールが存在しません
- 予約したイベントが遅れています

「デフォルトテーマを利用可能にしましょう」が上の画像にありませんが、解決後にスクショしたので、許してください。^^;
では、上記の解決法を記しておきます。
更新可能なプラグイン・更新可能なテーマ
これは、更新可能なものを更新すれば、OKです。
WordPressに不慣れな方のために、更新の手順を書いておきますね。
更新は、更新可能なものがあるたびにWordPressのダッシュボードに表示されますので、それに従って更新すればOKです。
ただし、更新前に必ずバックアップを取りましょう!
更新によって不具合が生じた場合、復旧するのにバックアップが必要です!
左メニューに表示されている「更新」をクリックすると、更新ページが表示され、更新可能なプラグインやテーマが、下の画像のように表示されます。
それぞれのチェックボックスをクリックし、「プラグインを更新」または「テーマを更新」のタンを押せば、更新が始まります。
プラグインとテーマを同時に更新することはできないようですので、どちらか一方をまず更新します。どちらも、チェックボックスをチェックすることで、一括して更新することが可能です。
すべて更新したい場合は、「すべて選択」ですべてにチェックをつけ、「プラグインを更新」もしくは「テーマを更新」を押せばOKです。

デフォルト・テーマについては、次で説明します。
デフォルトテーマを利用可能にしましょう
最初意味がわからなかったんですが、簡単に解決できました。
デフォルトテーマというのは、WordPressをインストールする際に、自動でインストールされる標準テーマのことでした。
今でいうと、「Twenty Twenty」のようですね。
私はテーマにCocoonを使っていますが、Cocoonをインストールして使い始めた時点で、他のテーマはすべて削除したんですね。
なので、「デフォルトテーマを利用可能にしましょう」というのは、「Twenty Twenty」がないので、インストールしておきましょうということだったわけです。
したがって、「Twenty Twenty」を再インストールしてみると、サイトヘルス項目から消えました。
インストールしても、有効化する必要はありません。
インストールされているかいないかが重要なようです。

WordPressに不慣れな方のために、テーマのインストール手順を記しておきますね。あ、ちなみにWordPressでいう「テーマ」とは、「デザイン・テンプレート」だと理解しておけばいいと思います。
左メニュー:外観>テーマ
テーマ画面>新規追加(もしくは、「新しいテーマを追加」)
Twenty Twenty>インストール
テーマ「Twenty Twenty」が表示されますので、その上でマウスオーバーして、「インストール」。
インストールが終わったら、「インストール済み」と出ますので、これでOKです。
「有効化」はしないままで大丈夫です。
「テーマ」画面を確認すると、テーマ「Twenty Twenty」が追加されたのがわかります。
したがって、最初から「Twenty Twenty」を削除しなければ、サイトヘルスで警告されることもありません。

なぜデフォルトテーマが入ってないとダメなのかは、一応調べたのですが、よくわかりませんでした。^^; とりあえずこれで問題ないようなので、これでよしとします。
サイトが古いバージョンのPHP(7.2.30)を実行しています
PHPとはプログラムのことなので、最初からビビってしまいました。
私はプログラムわからないので、ありゃ~どうすりゃいいの?っていう感じでした。
調べてみると、PHPのバージョン変更には、PHPファイルの記述をいじる必要はなく、サーバーのコントロール・パネルから変更できることがわかりました。
「お使いのサーバー会社名 php バージョン変更」で、変更方法が見つけられると思います。
エックスサ-バーと、mixhostの変更方法です。


実際にmixhostの変更手順を書いておきますね。
やってみたら、実に簡単でした。
mixhostのコントロールパネルにログイン
ソフトウェア>MultiPHP マネージャー
スクロールして、ソフトウェア>MultiPHP マネージャーで、MultiPHP マネージャーを開きます。
上の画像で、「Warning(注意・警告)」には、「PHP 5.4、PHP 5.5、PHP 5.6、PHP 7.0、 PHP 7.1のバージョンは、非推奨(deprecated)」であり、「サポートされているPHPのバージョンに更新をお勧めします。詳しくは、PHPのドキュメンテーションをお読みください」と書いてあります。
読んでもわからないと思うので、スルーします。^^;
PHPバージョンの変更
「MultiPHP マネージャー」の画面で、上の画像のような一覧があります。
ドメインごとにPHPのバージョンが表示されています。
左のチェックボックスにチェックを入れて、PHPを変更したいドメインを選びます(複数選択可)。
上の画像右側の「PHPバージョン」には、ドロップダウンで左画像のようにPHPバージョンが表示されていますので、最新のPHP 7.3を選んで、「適用」を押します。
「inherit」とは、上の画像中央の「PHPバージョン」にある「継承」だと思いますが、よくわからないのでスルーです。^^;
変更されると、画面に上のような表示が出て、変更完了です。

お疲れ様でした!
【未解決】1つ以上の推奨モジュールが存在しません
これは結局のところ、よくわかりませんでした。
「パフォーマンス」を押すと、「imagickというモジュールがインストールされていないか、無効化されています。」なる説明が出ました。
調べると、ImageMagicという画像処理ライブラリを使用する際に関わるモジュールとのことで、なにやらサッパリ意味がわかりません。


下手にいじると恐いので、スルーしました。
【未解決】予約したイベントが遅れています
これはどうやら、Cronという、予約した投稿や自動バックアップを実行させるプログラムに関するもののようですが、これもよくわかりませんでした。
なので、スルーしました。
以上、サイトヘルスで指摘された項目について、解決・未解決を含めてまとめてみました。

なにかのお役に立てば幸いです。
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