こんにちは!
ナカヤンです!
ナカヤンはWEBサイトの作成も仕事でやってますが、今回は、その仕事のクライアントさんが、WEBビジネスにおける、いい見本を見せてくれたお話です。
クライアントさんがつくったホームページ
ナカヤンは最近、ある店舗さんのホームページをつくる仕事をしたんです。
以前からある店舗さんなのですが、これまで自前のホームページはなく、ポータルサイトのみ登録していただけだったんですね。
で、ネット上にお店の情報が散在してるんで、「公式サイト」をつくってほしい、というご依頼でした。

喜んでお引き受けし、サイトは無事完成しました。
WordPressを使ったブログと一体方式をご提案しましたが、サイト部分についてはシンプルでわかりやすいものができて、とても喜んでいただけました。
あとは、ブログをどう進めていけばいいかも、ポイントをお教えして、無事納品しました。
で、そこはもう一店舗あって、予算がないので、有料テンプレート・サービスを使って自分たちでもう一店舗のホームページをつくったんですよね。
ブログは無しです。

で、「どう思われますか?」って感じで、その店舗の店長さんが、つくったホームページを見せてくれたんです。
こういう場合、ナカヤンは、「なんでオレに頼まないんだ!」みたいなことは思いません。ただ、事前にいってもらえれば、それも含めたご提案ができたかとは思いますが。
素人感丸出しのホームページに思ったことは
正直にいわせてもらえば、素人感丸出しのホームページではありました。
ただ、最低限お客さんに提供すべき情報は網羅されてましたし、そこは駅ナカ店舗なので、ほっといても人がくるんですよね。
要は、お店の存在自体はすでに知られてるので、ガッツリ集客するためのサイトというよりは、行きたい人への案内と、興味ある人の背中を後押しする程度のもので十分だと思えるわけです。

なので、「これでいいと思いますよ」っていうお話をしました。
そういう意味では、とてもシンプルでわかりやすいホームページができたんじゃないかと思いました。
で、そのクライアントさんが、さらに見せてくれたサイトがあるんです。
それは、そのお店の元従業員の人が自分でつくったサイトだったんですよね。
なんでも、その従業員さんは、しばらく前に独立して、そのお店の近所に自分のお店を構えた方だとか。

伺うと、お客さんをかなり引き抜いて行ったとのことで、私のクライアントである店長さんは、それをあまり快く思われていないご様子でした。
そりゃそうだと思いますけどね。
お客さん引き抜いて、同じ地域に開業ってのは、ちょっと商売の仁義に反するんじゃないかとは思います。^^;
で、「このサイトをどう思われますか?」って私に尋ねられたんです。
なんでも、その元従業員の方は、独立したお店をいつも気にしてて、そのお店が私にホームページをつくってもらったのを知って、負けじと自分でつくったらしいんですよね。

そのホームページも、有料のテンプレート・サービスを使ってつくったものでした。
で、見せていただいたんですが・・・
どうもこうもなく、これで来る人なんかいないだろうっていう酷い出来でした。^^;
中身は、ただ店舗の外観と内観の写真を並べて、ポータルサイトのクチコミをコピペしたものと、Googleマップだけ。
料金表すらありません。

「これじゃお客さん呼ぶのは無理でしょう」と正直にいうと、「やっぱりそうですよね?」と、なにやら嬉し気な店長さんでした。^^;
WEB作成で、クライアントさんに何が提案できるか
でも、その二つのホームページを見せていただいて、私はすごく勉強になったんです。
なにがかといったら、「素人さんがつくると、こんなに悲惨なものができるのか」っていうことがひとつ。^^;
ふたつ目は、だからこそ、私のクライアントさんに、なにを提案したらいいのかが見えてくるからです。
ああ、素人さんがつくるとこうなるんだね。
それは、こういう発想だからなんだね。

そんなことがわかるんで、そこを攻めていけば、クライアントさんにいい提案をさせてもらえるな、って思ったからです。
今は、無料有料を問わず、誰でもスキルなしでサイトやホームページをつくるプラットフォームがたくさんあります。
サイトもブログもできるCMSであるWordPressなどは、そのいい例だと思います。
ですが・・・やはり、素人さんがつくるものは、素人レベルなのです・・・
もちろん、だからこそこちらとしては仕事につながるわけですから、それはありがたいことです。

また、孤軍奮闘してゼロからWEBビジネスに挑んでる方々には、「でも、心配いりませんよ!」って申し上げておきます。
なぜなら、やってるうちにプロになれるからです。
もちろん、そこまでの道のりは、簡単とはいえないと思います。
でも、たとえば素人がゼロからブログで稼ぐのは、不可能ではないんです。
ただ、そこまでやれる人は少ないってことなんです。
だからこそ、それを代わりにやってあげることが、ビジネスとして成立するわけなんですよね。

でも、それを乗り越えてプロになることは、もちろん生易しくはないけど、決して不可能ではないっていうことです。
WEBビジネスのアマとプロの違い
アマチュアとプロとの違いはなにか。
今回のサイト二つを見て思ったんですが、それは
いかにユーザーさんの立場に立てるか
じゃないかと思います。
お店の外観・内観の写真とクチコミとGoogleマップだけのサイトを見て、自分がそのお店に行きたいと思うでしょうか?

もちろん、ご自分でつくっているのなら、まだこれから内容を充実させていくおつもりなのかもしれませんが・・・。
でも、たとえば料金表を足したところで、それがどこまで集客に結びつくのかは疑問です。
全体の見通しや戦略に裏打ちされたサイトポリシーがないのに、情報だけを足していっても、有効とは思えないからです。
私はあるビジネスの先輩から、ブログ記事のライティングのアドバイスをいただているのですが、毎回唸らされるのは、その先輩が、いかにユーザーさんの視点に立って記事を構築しているかを思い知らされることです。
「なるほどなあ~」と思わせられるアドバイスに、「これがプロなんだな」と毎回思わせられます。
いかにユーザー目線に立てるかが、プロとアマの違い。
今回、二つのサイトを見せてもらったことで、そのことを改めて深く認識できた気がしています。
私も、それを念頭に、プロとして、クライアントさんに喜んでいただけるご提案をしていこうと思っています。
以上、クライアントさんが見せてくださった自家製ホームページから、ナカヤンが学んだことでした。

なにかのお役に立てば、幸いです!
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