こんにちは! ナカヤンです!
以前の記事でも書きましたが、私の父親は(売れない)ミュージシャンでして。
その父親に、プロモーション用のWEBサイトをつくってあげたわけなんですが、これも前に書いたように、典型的な「商売苦手な人」の発想を、そこから学ぶことが多いんです。

WEBビジネスをやりたい、特にコンテンツ・マーケティングをやりたいという超初心者の方に参考になるかもしれませんので、今回もそのことについてシェアしてみたいと思います!
まずは、【あなたはユーザーになにを提供できるのか】
父親はプロのミュージシャンですが、父親がやってた打楽器系の楽器は、正直、今は人気がありません。
かつては結構注目を浴びたようですし、父親もそれに乗って引く手あまただった時期があったようですが、今はその片鱗さえありません。
一つの例ですが、そのサイトに使うストックフォトの写真も、その楽器の写真がなくて苦労しました。
それくらい、たしかに下火なんです。
で、私の父親は、それにたいして「なんでこんなに人気なくなっちゃったのかなあ」と溜息をつくばかり。

そんなこと考えてたって、なんの意味もないと思うんですよね。
そうじゃなくって、自分はユーザーさんになにをしてあげられるのかから考えていけば、これまでずっと何十年も業界のプロとしてやってきたんだから、いろいろあるはずなんですよ。
上のリンク記事で書いたように、自分が提供できるであろうサービスを切り分けてみれば、意外と数あるものだと思います。

その上で、まずは、自分のできる手近なことから手をつけていってみればいいと思います。
音楽でコンテンツ・マーケティングやるなら、私ならこうする!
【ジャンルの知識ゼロ】なら、初心者を武器にしたマーケティング法を
で、父親がやってる楽器や音楽ジャンルについて、私が詳しいかっていったら、これがゼンゼンなんです。^^;
まったくなにも知らないに等しいです。

いや、音楽は好きなんですよね、私。だけど、子どもの頃は絵を描いてたくらい、父親が音楽家っていう影響をまるで受けてないんです。アート系ではありますけども。
じゃあ、だから音楽サイトがつくれないかっていったら、そんなことないと私は思ってます。
もし、父親のサイトとは別に、私が単独で自分の音楽サイトをもつとしたら、どうつくるか。
まずは、「私はバリバリの初心者です」と、全面的にアピールします。
知ったかぶりなんてしません。
もう、初心者丸出しで行きます。
つまりは、
なにも知らない初心者を武器にする
ということです。

コンテンツ・マーケティングでサイトをつくる場合に、扱うテーマを決めますよね。多くの人は、そのテーマのジャンルにめっちゃ詳しくないとできないって思っちゃうんですよね。
ここで考えてほしいのは、
あなたのそのサイトを訪れるユーザーさんが、なにを求めてるか・求めるだろうか
なんですよね。
っていうのは、めっちゃ詳しい人にめっちゃ詳しい情報を教えてもらいたい、自分も詳しい人が当然いますよね。
その一方で、まるで詳しくない人が、詳しくなりたいから訪れる場合だってあるわけです。
ほとんどの場合はこっちでしょうね。
で、そのまるで詳しくない人に喜んでもらう、満足してもらうことって、自分自身が詳しくないと無理なんだろうかっていうことなんですよね。

これって、十分可能だと思うんですよ。
ターゲティングで初心者を【武器】にする
私がもし音楽サイトをやるとすればの話ですが、まずは、初心者を全面に出してアピールします。
「初心者です! いろいろ教えてください!」みたいなこともいっちゃいます。
こういう謙虚な人ってですね、教えてもらえるもんなんですよ。
あと、相手の警戒を解くのにも使えると思います。
ガッチガチの詳しい人って、初心者には、ちょっととっつきにくかったりもするじゃないですか、場合によっては。
なので、同じ初心者ユーザーにとっては警戒心を緩めることになるかもしれないし、ガチガチに詳しい人も、「そっか、じゃあ教えてやろう」みたいに、警戒を解いて寄って来てくれるかもしれないわけです。

なので、私が音楽サイトやるなら、迷わずこうします。だって、めっちゃくちゃ詳しい人に、知ったかぶりして、かなうはずないじゃないですか。
人って、他人より優位に立ちたいっていう思いがどっかにあったりするんですよね。
なので、こういう具合に、初っ端から相手を立てることで、優越感をくすぐるのもテなわけです。
そうなると、相手からいろいろ教えてもらうことだってできちゃったりします。
それを、サイトのコンテンツに活かしていけばいいわけです。
ただ、受け身の人間は嫌われます。
得たければ、まずは与えろ
これがビジネスの原則だと私は思ってます。
では、なにも知らない、ふつうなら与えるものなんてなにもない初心者が、そこをどうするか。

私なら、やっぱり自分で動いてみます。
例えば、「こんな音楽聴いてみました。初めて聴きましたけど、めっちゃ感激しました!」みたいなアプローチをとっていきます。
で、その音楽について自分で勉強したことをコンテンツの内容に盛り込みます。
それって、同じく初心者の人には、めっちゃ参考になる可能性高いですよね。
玄人さんっていうのは、もちろんめっちゃ詳しいわけですよね。
なので、その知識ってのは、たしかに価値だし、多くの人の役に立つものではあると思うんですよ。
でも、欠点もあって、玄人さんは、往々にして、初心者がなにがわからないのかがわからないところがあるんですよね。

だから、玄人さんが一生懸命説明してくれても、初心者にはチンプンカンプンだったすることも、多々あるわけです。
そこは、却って初心者の方が、初心者がなにをわからないのかがわかったりするんですよね。
だって、自分が?と思うところを、そのままコンテンツにすればいいわけですから。
「初めて聴いてみて、感動しました。調べてみたら、こういうことがわかりました!」みたいにもっていけば、それだけでも、同じく初心者の人たちには、めっちゃ役立つ情報だったりするわけです。
そりゃ、自分で調べることもできますよ。

でもね、人間って、基本モノグサなんですよね。
私もそうです。
なので、既存の知識であったとしても、あなたがそれをまとめてくれたっていうだけで、大助かりだったりするわけなんですよね。
この場合特に、自分自身の体験から語るのがとても大事です。
あなた自身の体験に、ユーザーさんが共感してくれる可能性があるからです。
また、このようなアプローチをとることで、玄人さんがあなたになにか教えてくれることもありえるわけです。
「こういう音楽、初めて聴いてみました! 調べたら、こういうことなんですね!」っていうあなたのコンテンツがあるとします。
それにたいして、「そうなんですよ! こういうのもありますよ!」とか、「いや、そうじゃないんですよ。こうなんです」みたいな情報を教えてもらえることもあり得るわけです。
これもまた、サイトのコンテンツとして取り入れればいいわけです。
「こないだこんな記事を書いたら、こんなことを教えてもらいました。みなさんにも役に立つと思うんで、シェアします!」みたいな感じですね。

ハッキリいって、ネタは無限にあります。人類が滅びない限り、ネタはあると思います。
あなたの【成長物語】のストーリーが、コンテンツになる
これって、もうそのままコンテンツになってるって、わかりますか?
つまりは、あなたが詳しくないそのジャンルにおいての、
あなたの成長物語
がコンテンツになるわけです。
人は、ストーリーに共感するっていわれてて、この手の成長物語っていうのは、大いにアリなんですよね。
人がストーリーに共感するっていうのは、例えば「私はなにをしても痩せなくて苦労して・・・」「目の前にあるものを、いけないと思いながら、つい食べてしまうんです・・・」みたいな内容に、やっぱり共感を覚えるわけじゃないですか。

なので、この手の手法っていうのは、ごく短い広告などにも利用されてるテクニックなんですよね。
で、これまで述べてきたような、
初心者のあなたの成長物語
ができあがっていくわけです。
そうやってできあがっていくものは、立派なコンテンツです。
「こんなの、ぜんぜん詳しくないじゃないか」っていう玄人さんもいるかもしれません。
でも、その玄人さんが、わかりやすい言葉で知識を噛み砕いて初心者に教えられるでしょうか?っていうことです。
そこに、初心者であるあなたが提供するサービスに、価値が生まれる可能性があるわけです。
それが「価値」っていうものなんですよね。
当然あなたが成長していく過程であなたも知識が増えるし、それに応じて、提供できる情報も増えていくわけですよね。

そうしたら、それもどんどん提供していけばいいわけです。無限に発展しますよね? それって。
サイト運営者の【パーソナリティー】も大事です
もうひとつ大事なのは、いわゆるパーソナリティーっていうものです。
つまりは、「あなた」という人間です。
あなたの成長物語は、あなたという人間そのものをアピールすることにもつながるわけです。
ユーザーさんのあなたへの認識としては、「お、この人も自分と同じ初心者なのか」「へえ、いろいろ情報があってためになるな」「ああそうそう、うんうん、わかるわかる。自分もそう思った。へえ、そういうことだったのか」みたいなことにもなったりするわけです。

そうすると、「この人のブログって、おもしろいしためになるな」っていう具合になって、例えばSNSでシェアしてくれたりっていうことになったりもするわけなんですよね。
つまりは、あなたのファンができるっていうことです。
なんだかんだいって、
人が人を呼ぶ
っていうのは、大いにあるんですよね。

あなたがよく行くお店とか考えてみてください。
「マスターの人柄がいいから行く」とかって、ありませんか?
たしかにWEBって、顔が見えない世界ですよね。
でも、そこでもやっぱり、「あなた」という人柄や人間を求めて人が集まってくるっていうのは、やっぱりオフラインでも同じなんですよね。
私の印象では、顔が見えないネットの世界だからこそ、その人の人間性っていうのが出やすいし、それを魅力に思う人もまた出やすいんじゃないかと思ってるんですけども。
なので、「初心者です! よろしくお願いします!」「一緒に学びませんか?」「教えてください!」っていうアプローチと、そこで反映される、あなたのパーソナリティーは、あなたのサイトの大きな魅力にもなりうると思うわけなんです。

私がもし自分でやるなら、そういう具合に持っていくと思います。
肝は【コンテンツ+マネタイズ手法】です
じゃあ、コンテンツはそれでいいとして、そうやって構築していった「コンテンツの提供」というサービスを、どうお金に換えていくかなんですよね。
そこがマネタイズだし、この
コンテンツ+マネタイズ
を含めて、トータルで
コンテンツ・マーケティング
というのがナカヤン流の解釈なんです。

でも、ここまでくれば、あとは、もうなんでもできるっていっても過言じゃないと思うんですよね。
広告つけてアフィリエイトやってもいいし、物理的な音楽コンテンツを物販で販売してもいいし、サイトとは別に、初心者向けのコンテンツを用意して販売してもいいし、メルマガ戦略を導入してもいいし。
こういう個別の手法については、私もまだまだ修業中ですし、実験中なんですが、それぞれの手法を、とにかく、やってみるしかないと思います。
そこでトライアルエラーを繰り返して、自分に合った手法を本格的に取り入れていけばいいのではと思います。
そうなると、自分が実践した手法をいろいろ組み合わせて、新たな手法を生み出すこともできるんですよね。
私のビジネスの師匠は、この領域にありますが、私には「仰ぎ見る高峰」そのものですね。
ここで私が思うのは、ある「手法」が儲かるのではないということだと思うんですよね。
例えば、アフィリエイトが儲かるとか、物販が儲かるとか、そういう話ではないんじゃないかと思います。

いや、そういう場合もあると思いますけど、それだけじゃないっていうことです。
どうしても、なんらかの「手法」が儲かるのだという考えが巷にはありますけども、ナカヤン流の理解では、そうではなくって、やっぱり、
いかに自分の価値を提供するか
に尽きるんじゃないかと思うんですよね。
自分の価値っていうのは、例えばあなたがユーザーさんに提供する情報であったり、モノであったりするわけです。
そこに魅力がある、または魅力を「演出する」ことができて、はじめて威力を発揮し始めるのが、それらの「手法」なのではないかって、ナカヤンは思うわけなんです。
以上、私なりに思うことを書いてみましたが、なにかの参考になれば幸いです。

ともにがんばりましょう!
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